教育理念

 
 明晴学園は、耳の聞こえない子、聞こえにくい子を、手話と日本語の二つの言語で教育するため、2008年に開設された私立ろう学校(特別支援学校)です。

 従来のろう学校が聴覚口話法という、音声中心の教育を行っていたのに対し、日本語とともに手話を重視する「バイリンガルろう教育」とよばれる教育方法を基盤としています。バイリンガルろう教育は、アメリカやヨーロッパでは一般的ですが、日本でこの方法による教育を行っているのは明晴学園1校だけです。
 
 

教育実績

  

 手話と日本語の二言語による教育で、明晴学園の生徒は同年代の聞こえる子とほぼ同等の学力をつけることができます。中学生は英語検定、数学検定など、各種の検定で聞こえる子と同レベルの成績をあげています。

 明晴学園で学んだ生徒は、聞こえる子とおなじ入学試験を受けて都立高校や私立高校、大学に進学し、また他のろう学校高等部などに進学しています。

バイリンガルろう教育は、聞こえない子、聞こえにくい子の能力を最大に伸ばすことのできる教育です。

■中学部卒業生の進路(合格校も含む)
東京都立大森高等学校 東京都立足立高等学校 東京都立小平高等学校 日体荏原高等学校 文教大学附属高等学校 東京都立葛飾ろう学校  東京都立城南特別支援学校
埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園 埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園 
神奈川県立平塚ろう学校 静岡県立沼津聴覚特別支援学校 など
 

学校の概要


■学制
幼稚部、小学部、中学部
(このほかに、乳児クラスを週2~3日開催しています。)

■生徒数
58名(2016年4月時点)

■教員数
25名
(ろう者教員13名、聴者教員12名。非常勤を含む。)

■住所
〒140-0003 東京都品川区八潮 5-2-1
電話 03-6380-6775、 FAX 03-6380-6751
ホームページ  http://www.meiseigakuen.ed.jp
メールアドレス 

■開校
2008年4月1日

■理事長
斉藤 道雄
ジャーナリスト。1947年生まれ。TBSテレビ報道番組の記者、プロデューサー、解説者として先端医療やマイノリティ、精神障害を取材。手話について多くのニュースレポート、ドキュメンタリーを制作。おもな著作に『もうひとつの手話』(1999年、晶文社)、『悩む力』(2002年、みすず書房、第24回講談社ノンフィクション賞受賞)、『治りませんように』(2010年、みすず書房)、『きみはきみだ』(2010年、子どもの未来社)『手話を生きる』(2016年、みすず書房)などがある。明晴学園開校時から2012年度まで校長を務めた。

■校長
榧  陽子(かや・ようこ)
1968年生まれ。筑波大学第一学群自然学類数学専攻卒業、筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。株式会社日本電気、フリースクール龍の子学園スタッフ、東京都立葛飾ろう学校高等部数学教諭、明晴学園教頭を経て、2013年度から明晴学園校長。主な論文は『アメリカ聾教育におけるバイリンガル教育の研究』(1994年、修士論文)、『明晴商店街ものがたり』(2009年、第59回読売教育賞学校づくり部門最優秀賞受賞)。

▼役員(理事6名、監事2名)
理事長 斉藤 道雄 ジャーナリスト
理事  榧  陽子 明晴学園校長
理事  木村 晴美 国立障害者リハビリテーションセンター学院教官
理事  玉田さとみ 放送作家
理事  田門  浩 弁護士
理事  岡  典栄 明晴学園国際部長
監事  井上 亮一 杉並区聴覚障害者協会会長