小学部







 「手話」の授業では、目的や場面に応じて構成を工夫して話す能力、話し手の意図を考えながら読み取る能力、話題や方向をとらえて話し合う能力、手話を分析する能力など、第一言語として手話の力を磨き、思考力を伸ばします。また様々な手話文学にも触れ、手話物語や手話ポエムなどの創作も行います。

「日本語」の授業では、日本語を楽しむこと、日本語を使用して知識を得たり表現したりする力を伸ばすこと、日本語を使用することに自信がもてることを目標に、第二言語としての日本語の力を磨きます。 




 算数、理科、社会などの他の教科は小学校の学習指導要領に対応し、授業は日本手話と書記日本語の両方で行われています。日本手話は話し言葉として、日本語は書き言葉として、子どもたちは常に2つの言語を使い分けながら学んでいます。
 





  明晴学園ではみんなが同じ共通言語を持っているので、子ども同士の話し合いや学び合いが活発であり、お互いに成長していきます。



 小学部では2学年ずつのクラス編成となっており、ろう者教員と聴者教員が1人ずつ担任を受け持ちます。毎年、クラス編成が変わり、上級生はリーダーシップが育ち、下級生は恵まれたロールモデルから様々なことを学ぶことができます。





 単に知識だけを学ぶのではなく、学んだことをもとに考え、表現し、やりとりし、それを生活に応用する力を育てることを大切にしています。


※バイリンガルろう教育を推進しているカナダのドルーリーろう学校のKICA-PACK(知る=Knowledge、考える=Inquiry/Thinking、表す=Communication、利用する=Application)を取り入れたものです。


小学部の通知表である「生活の記録」は子ども自身で作成します。子どもがそれまでの学校生活や学習内容を振り返り、自分で評価し、新しい目標を作ります。自己評価の習慣を身につけることで、自分を客観的に見つめ、自分の意見をしっかりもつことができます。


前期(4〜9月):歓迎遠足、写生会、運動会、林間学校

後期(10〜3月):秋の遠足、修学旅行、千神祭、マラソン大会




※運動会、林間学校、千神祭にはそれぞれ子ども委員会があり、企画内容を決めたり進行を行ったりしています。入学式や卒業式も子どもによる司会で行われるなど、子どもが主体となった学校行事を大切にしています。